よく似た薬の投与、数量の処方ミス、調剤ミス・・・。
薬剤師さんにとって、調剤過誤は非常に大きなストレスであり、そういったストレスをなくすことは明るい調剤薬局になるためにも重要だと考えます。 もし調剤過誤が起こってしまうと、薬局への損害は計り知れません。
薬剤師さんだけでなく、オーナーも安心して働ける調剤薬局になるためにも、調剤過誤防止のお手伝いをします。
調剤監査システムaudit(オーディット)とは、処方データ(薬名や数量)と調剤した薬を比較し、処方どおりの薬が調剤できているかをチェックするシステムです。
画像撮影による薬種の確認と、重量計測による錠数確認のダブルチェックを一度に行います。
auditを利用することで、処方ミスを未然に防ぎ、調剤過誤をなくします。
6つの特徴
- 薬種と数量(錠数)を同時に識別します。
画像撮影による薬種確認、重量計測による錠数確認を一度に行います。 薬剤の画像データと基本単位重量をマスタデータとして保持しておき 処方単位(トレイ単位)で本機に投入し監査を行います。 - 錠剤ヒートの表裏どちらでも照合できます。
表面と裏面をマスタデータ登録することにより表裏を意識することなく監査することができます。 - 輪ゴム留めおよび包装された状態のままで照合できます。
輪ゴム重量および外袋重量をあらかじめ登録することにより、輪ゴム留めおよび包装された状態のままで照合できます。 ※重量精度確保のため、ご使用の輪ゴム規格を統一することをお勧めいたします。 - 複数種類の薬品の同時投入が可能です。
トレイに複数種類の薬品を載せても個々の薬種を同時に識別できます。 - 識別・照合記録は全て保存します。
監査作業を実施することで自動的に監査結果が内部のHDDに保存されます。過去の履歴を呼び出し閲覧や印刷をすることも可能です。
※監査記録は約6ヶ月分保存可能です。 - マスタデータを簡単に登録できます。
audit本体で監査の基準となる薬品の画像・重量データを簡単に登録できます。また学習機能により、監査時の画像データも追加登録可能でき、薬品の識別情報を強化できます。


たむら薬局栄町店 (有限会社ファルマ)
社長 田村憲胤 様 (薬剤師)
たむら薬局栄町店様
東京都練馬区
Q.導入前はどのようなことを課題だと感じていたのですか?

カウンターの様子
調剤薬局は地域とのつながりで成り立っていると思います。
当店でも、かかりつけの患者様や地元の住民の方だけでなく、帰郷した際にわざわざ訪れてくれる方もいます。
だからこそ、なんでも相談できるような頼れる薬局でなければなりません。
しかし、調剤過誤があればすぐに信用失墜につながります。
それは患者様を裏切ることになります。
私はそういった危機意識を常に持っていました。
しかし、薬局のスタッフ全員でこの危機意識を共有しても、ミスを減らすことは限界があると考えていました。
それは人的対策では、防ぐことが限られるためです。
そこで誰がやっても間違えないようなシステムが必要だと考えました。
Q.なぜ調剤監査支援システムauditの導入を決められたのでしょうか?
調剤過誤を防ぐシステムを探しているときにauditと出会いました。
薬の種類や数量のミスを発見できるだけでなく、レセコンの入力ミスまで発見できることに魅力を感じました。
また、調剤した結果を画像データとして残すという機能も決めた一つの理由です。
Q.導入の際、気をつけたことはありますか?

専用台設置前/専用台設置後
設置場所には気をつけました。
普段の業務の中に監査を入れるわけですから、調剤室内に設置しようと考えました。
当店では調剤室内が手狭なため、設置場所をかなり悩みましたが、専用台を内装業者に特注しスペースを確保することで解決しました。
Q.auditを導入した後、どのような効果がありましたか?

auditを使用する田村氏
さまざまな効果が出て、非常に満足しています。
調剤のミスやレセコンの入力ミスを発見できるようになったという効果もありますが、何よりも薬剤師が安心して働けるようになったのは非常に大きいです。
投薬後のデータが記録されているため、患者様から過不足の問い合わせがあっても、自信を持って対応できるようになりました。
正しい薬を投与したか不安に感じることがなくなったのです。
この効果は大きかったですね。
また、auditの監査結果を知らせる音で判断して運用できるようになり、作業スピードが上がったことも思わぬうれしい効果でした。
Q.最後に、どういった調剤薬局様にお勧めしたいですか?

たむら薬局様店舗
調剤過誤に真剣に取り組み、
お客さまとの関係を大事にする地元密着型の薬局さまであれば、大小関係なくお勧めしたいですね。